GAZZ

Technology

GAZZ がどう動いているか

できるだけ正確にご説明します。できないことも書いています。ご検討にあたって不明な点があれば、お問い合わせください。

1. サーバーを持ちません

一般的なファイル共有は、送り主がサーバーへ預け、受け手がサーバーから取り出します。GAZZ にはその中継地点がありません。

サーバー

ふつうのファイル共有

送り主がサーバーへ預け、受け手が取り出します。回線が止まれば届かず、預けた先から漏れる可能性が残ります。

GAZZ

端末から端末へ、直接渡します。中央に預かる場所が存在しないため、回線が止まっても動き、流出するデータがありません。

  • 経路にサーバーが無いので、回線が止まっても動きます
  • 保管場所が無いので、そこから流出することがありません

2. 近くの端末を、どう見つけるか

電波の届く範囲にいる端末を自動で探し、見つけた相手と直接つながります。

  • 同じ Wi-Fi に接続している必要はありません
  • iPhone 同士は、Wi-Fi が無い場所でも Apple の近接通信でつながります
  • つながる相手は、招待を承諾した端末だけです

3. 暗号化

ファイルは 1 つずつ AES-256-GCM で暗号化します。その鍵を、受け取る人の公開鍵(RSA-2048)で包んで送ります。

包み直しは受け取る人ごとに行うため、自分宛てのものしか開けません。通信の途中で取得されても、内容を復元することはできません。

4. 開ける条件を、送るときに決められます

ファイルごとに、受け取った人が開ける条件を設定できます。

条件内容
期間いつから/いつまで開けるか
人数近くに何人いるときに開けるか
相手送り主が近くにいるときだけ開ける
場所決められた地点の近く(およそ 100m)でだけ開ける

条件は開くたびに確認されます。条件から外れると、復号された内容は端末から消えます。

5. 画面から持ち出せません

正直にお伝えします。
iOS は、スクリーンショットそのものを禁止することができません。できるのは「撮られたことを知る」「録画中であることを知る」「撮っても写らないようにする」の 3 つで、GAZZ はこの 3 つをすべて実装しています。

6. 特許

特許第 7224699 号 データ管理装置、データ管理プログラムおよびデータ管理方法

出願2022年3月25日
登録2023年2月10日
出願人DIG-X株式会社

近距離の直接通信で暗号化したファイルを渡し、受け取った側の周囲の状況が条件を満たすときだけ復号する ― この仕組みについての特許です。特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)でご確認いただけます。

7. できないこと

導入後に「聞いていない」ということがないよう、現時点の制約を先にお伝えします。

対応端末iPhone / iPad のみです。Android 版は現在、実機でのテスト段階です(提供時期は未定)
届く範囲直接届くのは、およそ 10m です。それ以上へは人づての拡散になり、到達までに時間差が生じます
事前の準備災害が起きてからではインストールできません(通信が途絶するため)。平時からの導入が前提です
通信路の暗号化ファイル自体は暗号化されていますが、通信路そのものの暗号化は次期バージョンでの対応予定です

弊社の考え これらの制約があるからこそ、まずは小規模かつ確実に運用できる範囲から始め、実績を積み重ねながら広げていく進め方をご提案しています。